日本人ラーメン店が100km先まで宅配!英国で話題(2021年2月23日)

ロックダウンが続くイギリスで、ある日本人経営のラーメン店が話題になっています。

 世界に先駆けて始まったイギリスでのワクチン接種。しかし、主要な街ではいまだ都市封鎖「ロックダウン」が続いていて、飲食店などは休業中です。日本人が経営するラーメン店でも来客ゼロのなか、頼みの綱はデリバリー。

 苦境にあえぐ店に手を差し伸べ、タッグを組んだのは「仕事きっちり」でおなじみ、あの日本企業でした。

 イギリス南部にある有数のリゾート地「ブライトン」。ここで「ラーメン・バー」を営む笹生類さんと植村暢人さんは7年前に店を開きました。当時、ロンドンで日本のラーメンがはやっていたことから未経験でいきなりラーメン作りに挑戦したそうです。

 試行錯誤を繰り返し、こだわりの豚骨ラーメンを完成。内装や看板などは費用を抑えるためすべて手作り。そして、2人の人柄と味が評判を呼び、たちまち人気店に。6年前にはラグビーワールドカップに出場した日本人選手らも噂を聞き付け来店。そんな矢先、ロックダウンが売り上げに直撃します。

 そこで始めたのが「ラーメンの宅配サービス」。麺やスープなどを包装して家庭で簡単に作れるセットにし、最初は地元客に自転車で配送していました。

 こうした企業努力に賛同したのが・・・。男性が乗り込んだ車には「サカイ引越センター」と書かれています。ロックダウンによる人手やトラックの余剰分を配達に協力したのです。

 広告効果が高いというトラックが今回、向かった先は店があるブライトンから100キロほど離れたロンドン。注文したのは「ゴエモンラーメン」のファンだというイギリス人男性。

 ラーメン店と引っ越し会社のコラボによって生まれたこの宅配サービス。評判は上々だそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp